ねこはてなのアニメ紹介BLOG!

年間平均50作品以上視聴中。今年度25↑ アニメを紹介するブログ!気が向いた土曜日の22:00に更新

おすすめアニメ 4.「十二大戦」

「意思がなくては正しさはない。正しい行動には、正しい意思が不可欠なんだ。正しいことは、しようと思わなければできん」
ーー10話より
 
本日紹介するのは十二大戦です。
 

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〇制作年
2017年秋

〇監督
 
〇原作
小説 : 西尾維新
イラストレーション : 中村光

〇制作会社

〇ジャンル
ファンタジー/バトルロイヤル
 
〇OP/ED
OP「ラプチャー」-パノラマパノマタウン-

〇概要、あらすじ
どこかの世界。十二年に一度、十二支の戦士が集い争う「大戦」があった。その名は、『十二大戦』。今回は十二回目。頂点に立った一人は「どうしても叶えたいたったひとつの願い」を成就する事が出来る。十二人の戦士はそれぞれの想いを胸に、戦場に赴く。殺し殺される戦士達の物語。
 

十二大戦 - Wikipedia

 

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 
 
〇私的ジャンル分け
【勝手に分けた12ジャンル】
1.普通におすすめ
2.展開がすごい/次回が気になる
3.元気が出る/頑張ろうってなる
4.考えさせられる/頭使う/頭脳戦
5.気軽に見れる/笑える
6.友情/家族愛
7.優しい気持ちになる/癒される
8.アツい/迫力がある/戦闘シーンムネアツ
9.ラブコメ
10.鬱要素あり
11.推しができる/登場人物好きになる
12.好きなアニメベスト30?殿堂入りした
 
 
→1.2.4.8.11.12
こちらがあてはまりました。

〇ここがスゴイ!ここがミドコロ!
・何度も予想を裏切られる
このアニメ、まず1話見ただけで好きな方はドはまりすると思います。
 
あくまでも紹介ブログですので、ネタバレしないようにと気を付けていますが、、
ほんの少しだけ、、、
少しでも気になったらまず1話だけでも視聴していただければ。
それを見たところ圧倒的、亥の戦士が主人公と思うと思うんです。
その亥が?1話で・・・?といったところでやめておきます。笑
1話から意外な展開。それが毎話続く、と思ってもらっても構いません。
 
あらすじでも書きましたが、干支の名を宿した十二支の戦士たちが12年に一度開催される十二大戦のその12回目の大戦を描かれたストーリーです。
軽くルールを説明します。
12戦士はたちはまずどす黒い宝石を飲ませられます。
これは毒の塊。
12時間で人間を死に陥れる毒です。
 
それからその12個の宝石をすべて集めた戦士が優勝。
12個すべて集めた戦士は、
 
どんな願いでも、たった一つだけ叶えることができます。
 
毒を盛られているのでは、12時間後に優勝者も死ぬのでは?
→優勝者には副賞として解毒剤をもらえる(優勝しなければ必ず死ぬ)
爆破等で宝石が粉々になれば?
→宝石はどんな爆発的な破壊力をもってしてでも、人間の胃酸以外で破壊されることはない
戦士たちの腹にある宝石をどう集めろと?
→方法は各自の判断ですが、参考までに、相手の腹をかっさばくのが手っ取り早いかと
 
こういった質疑応答ののち、大戦は開始されます。
 
 
・12戦士の大半が個性的で独特で、狂っている
 

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12戦士がそれぞれの肩書の下、何かしら優位な能力や攻撃手段をもっています。
武士が名を名乗ってから、切りあうように、
それぞれが交戦に入る前に肩書と干支を名乗ります。かっこいい演出です。
 
 
 

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素材は公式ホームページより
 
ちなみに私の推しは「異常に殺す」の肩書を持つうさぎです。
まずルックスからして一番狂気的なキャラクターですよね間違いない。
 
岡本信彦氏ボイスのためのキャラクターといっても過言ではない・・・
岡本さんにとってもかなりおいしい役だったのではないかと思います。
彼のよさが抜群に発揮されています。
  
人間はどうやらギャップに弱いとききますが、
こういった、狂った要素満載の彼ですが
EDにて"ちゃんと"服を着てうさぎと戯れている(?)様子は
なんだか心がキュッとなりました。
 
・アニメーション技術が高い
グラフィニカは3Dアニメーションを制作している
アニメーション会社ですが、
この作品では2Dを主体とし、戦闘シーンにてうまく3Dを
使用していると思います。
 
作画崩壊、なんという言葉とは180度かけ離れた作品。
 
戦闘中にスローモーションになる表現でより攻撃の速さのギャップ
がでており、SF/バトルが一番の好みのジャンルである私にとっては
たまりませんでした。
 
OP曲が最高にかっこいいのですが、干支それぞれを3Dでぐるりとキャラ全体をうつすカメラワーク、映像も最高にカッコいいです。
↓↓
 
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・BGMがいい
音楽を担当しているのは椎名豪さん。
獣、怪物、怪しげ、恐怖、盛大
このようなイメージ。
 
私は、アニメの醍醐味の一つは「音」だと思っています。
アニメは、オリジナル作品のOVAと漫画や小説など原作があるものと、2通りありますが、後者の、原作があるものをアニメ化しているものがほとんですね。
 
アニメの音には3つあります。
 
1.声優が吹き込むキャラクターの声
2.効果音(SE)→例えばコツコツとなる靴の音など
3.BGM
 
これらは、原作では味わえなかった。
アニメだからこそ楽しめる。
聴覚からも楽しめる耳からの情報、「音」
 
BGMは特に、愉快なシーンに不穏なBGMを挿入することによって
不安感、これから何か起こるのだろうかという気持ちにさせられる。
逆に怖いシーンに明るいBGMを挿入することによって怖さが何倍も
半減する。こういったすごい力を持っていると思います。
 
 
ちなみに、椎名豪さんといえば鬼滅の刃でもBGMを担当しています。
もちろん十二大戦のほうが先に制作しているものですので
鬼滅の刃の名前を出すのは不覚かもしれませんが
鬼滅の刃はもはや今一番人気のアニメといっても過言ではないでしょうから
気になってもらうきっかけとして。
 
 
完全に余談ではありますが
音楽は林ゆうきさんと菅野佑悟さんファンです。
林ゆうきさんはハイキュー!!、ヒロアカ、風が強く吹いている
菅野佑悟さんはPSYCHO-PASS富豪刑事、ドラマなどのBGMを担当
SEは小山恭正さんの大ファンです。
小山さんはPSYCHO-PASSワンパンマン2、とある科学の一方通行、炎々ノ消防隊等のSEを担当
とにかくアクションシーンがこのひとの腕で何倍も勢いが増す。
おそらくこれから何度も登場するかと思います、、、
 
 
 
・先にキャラクターづくりをしたのちにストーリーが作られている
十二大戦の原作者は西尾維新さんです。
西尾維新さん、といえば、アニメ好きであれば物語シリーズを連想する方が多いのではないでしょうか。アニメをあまり見ない、という人でもカラオケで誰かが歌っているのを聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?
 
supercellの「君の知らない物語」がEDとなっている作品ですね。
 
物語シリーズは、アニメーション制作会社のシャフトも相まり、独特な世界観の作品ですよね。
物語シリーズででてきた怪異、動物。十二大戦での十二支、動物。
動物という共通点。
そしてどこかしらに教訓みたいなものが含まれている。
これは10話で感じていただけるのではないかともいます。
しかしストーリーの内容や展開は全く毛色の異なったものです。 
 
 
Wikipediaを参考にしますが、

集英社の漫画雑誌合同で行われた企画『大斬-オオギリ-』の一編「どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い」(『週刊ヤングジャンプ』2015年6・7合併号掲載、単行本に収録)のキャラクターデザインを西尾維新が気に入り、 jBOOKで当時行われていた、キャラクターデザイン先行で小説を作るという企画を参考に、中村光による十二戦士のデザインを元にする形で執筆された。

2017年12月12日に続編『十二大戦十二大戦』が刊行された。これは前巻のアニメ化が決まったことで執筆が決まった。新たに登場する十二星座の戦犯はあらかじめ西尾が指定した3行程の簡易な設定を元に中村がデザインを行い、そのデザインを元に設定が掘り下げられている。

みたいです。
 
 
要は、小説が元の原作なのではなく、
西尾維新中村光のキャラクターデザインを気に入り、
キャラクターデザインを先行に、小説を書いた
ということですね。
 
とても面白い企画ですね。
個人的にはキャラクターも好きですしストーリー展開にはむしろ
敬意を払っているレベルで大好きなので、
両者すごいお方たちだなあ、と、上から目線になってしまいますが
純粋にそう思います。
 
 
 
〇名言
上でも書きましたが10話は一風変わった回だなと思います。
 
「正しいことというのは、しようと思わなければできないことということ。」
 

「人は、なんとなく間違う。流れに沿って悪へと堕ちる。理由もなく、思想もなく、思い切りもなく、気づいた時には、当たり前のように道を誤る。しかし、それに相反して、気づかないうちに正しいことをしていた、とか、いつの間にか善行を働いていた、とか、うっかりいいことをしていた、とか、そんなことはない。絶対にない。意思がなくては正しさはない。正しい行動には、正しい意思が不可欠なんだ。正しいことは、しようと思わなければできん。」

 

・・・

と続くのですが、教訓のような名言のような言葉が飛び交います。

この回の主人公の干支は大半は喋っています。(心の中の声)

勉強になる回でした

 

 

〇おすすめの層
グロイのが大丈夫な方全般
(衝撃的なシーンも含むで中学生以上)
アニメに詳しくない方でも展開が気になって一気見しちゃう作品かと
 
 
〇まとめ
この作品は最後まで楽しいです。
最後まで、予想を裏切られます。
 
いや、正直途中から、殺される順番は予想がつくのですが。
キーとなる干支、その能力はなんなのか、それを知ったときに鳥肌が立ちました。
そしてどこかで会ったことがある、既視感がある、と口をそろえて言われる干支、
その原因は何なのか?
そして優勝した干支は何を願うのか。
 
1クール12話で見やすさもあります。
一気見必死の作品。
ぜひご覧になってください。
 

 

 
 
次回は5月2日22:00 更新予定です。
 
 

おすすめアニメ 3.「7SEEDS」

「俺たちの知り合いはもう誰も生きていない。人がいなきゃ、音楽は滅ぶんだ」
 
本日紹介するのは「7SEEDS」です。 
 

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〇制作年
2019年夏 Netflix限定配信
2020年冬 TOKYO MX , BSフジにて地上波放送
 
〇監督
相浦和也
 
〇原作
田村由美小学館「月刊フラワーコミックスα」刊)
 
〇制作会社
 
〇ジャンル
SF/少女漫画
 

〇概要、あらすじ

「7SEED'」とは政府のあるプロジェクトの名前である。学者らが「近い将来、巨大天体が降り地球は様々な災害に見舞われ、恐竜が滅亡した時と同じような状態になるであろう」と予測した。

人類の滅亡も危ぶまれるこの事態に、各国首脳らが極秘会議を重ねた結果、このプロジェクトが誕生した。それは若く健康な人間を選んで冷凍保存し、地球が災厄に襲われている間眠らせ続け、やがて人が住める状態になったとコンピューターが判断した時に自動解凍を行い放出するというものである。人類の種を災厄が過ぎ去った後の世界にも残そうという壮大な計画であった。

7SEEDSプロジェクト」は国ごとに行われ、日本では7人ずつ5チーム「春・夏A・夏B・秋・冬」に分かれている。選ばれる基準は様々で、遺伝性の病気や早死にした者・犯罪者が身内にいないこと、本人の健康状態、生殖能力の有無、豊かで問題のない家庭に育った、容姿も麗しい、できればある分野に秀でている、などである。

それでも選びきれずに、最後の基準として、「名前に季語が含まれている」ことを加えた。

 

本編には複数の主人公が存在しており、異なる視点で物語が進行する。各チームには、解凍後に状況説明を行い、保護し、サポートをするためのガイドが一人ずつ加えられている。ガイドは基本的に公務員が担当する。またガイドには、メンバーが病気や怪我で生き残れず、死にたくても死ねなかった場合に備え、全員を殺せる青酸化合物を持たされている。

 
 
〇OP/ED
OP「Ark」-天月-
ED「WISH」-majiko-
 
 
〇私的ジャンル分け
【勝手に分けた12ジャンル】
1.普通におすすめ
2.展開がすごい/次回が気になる
3.元気が出る/頑張ろうってなる
4.考えさせられる/頭使う/頭脳戦
5.気軽に見れる/笑える
6.友情/家族愛
7.優しい気持ちになる/癒される
8.アツい/迫力がある/戦闘シーンムネアツ
9.ラブコメ
10.鬱要素あり
11.推しができる/登場人物好きになる
12.好きなアニメベスト30?殿堂入りした
 
1,2,10があてはまりました。
1,2→とにかくストーリー、設定、展開が面白い
10→主人公は目が覚めていきなり家族もいない、何年後かわからない未来に飛ばされます。そこで出会うチーム、他チームが皆が皆いい人とは限らない、その中で何も現代の技術が使えない状況下で知らない人々と生活していく、考えただけでぞっとします。他季節のチームは目覚めたタイミングもバラバラです。中には15年間一人で過ごした人も。それぞれのチームがどこかでクロスしては今までに至る物語が壮絶で仕方ありません。そういった理由から鬱要素ありかなと思いましたが救いようがないわけではなく、とにかく展開が面白いです。
 

〇ここがスゴイ!ここがミドコロ!
・何度も書きますがストーリー設定がおもしろい
なんと原作は2002年から発売されており18年も前から作られた作品です。
 

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原作は、いい意味で「昔の少女漫画チック」な絵柄で
かなり味のある表紙となっております。
 
2007年に、平成18年度(第52回)小学館漫画賞少女向け部門を受賞しています。
しかしアニメ視聴したところ「少女漫画」という部類よりもSF要素が何倍も強く感じました。 
 
 
最近のアニメでいうとDr.STONE、こちらは人類が一瞬にして石化してから3700年後に目覚め、科学使いの主人公を中心に人類が長い年月をかけて作り上げてきた文化を急速に再構築していくといった作品が話題で人気を集めていますが、今まで積み上げてきた文化を0からスタートしていく点では似通ったところはあると思いました。
 
個人的に、、、こういった、現代のような生命の維持や身の安全がある程度保証されたうえで音楽や映画、芸術などが受け継がれている文化が一切0からスタートしていくといった作品に心を打たれやすく。
改めて今の生活、ご飯が食べれて暖かいシャワーを浴びれて暖かい寝床があって、働けばお金がもらえて、好きなアーティストのライブへ行って好きな人たちと会いたいときに会えて(今はかないませんが)、いったいこれ以上何を望もうか。そう感じさせられました。しかしそれがかなってしまっている以上、人間はさらに高次元のものを求めてしまうのは仕方なくい、と思いながらも。
 
 
ストーリーの展開としてはDr.STONEとは全く異なったものになっておりますが。
とにかく登場人物が多く、主人公はたくさんいますのでかなり深みのある作品です。
 
 
 
 
・2期がNetflixにて絶賛放送中(2020年4月25日時点では延期情報なし)
私はNetflixには登録していないので地上波で放送されるのを待っておりますが、1期は12話までで中途半端なところで終わっていたため早く続くを見たくてたまりません。
 
 
 
 
 
 
 

〇おすすめの層
全般、日常をつまらなく感じている人
 
 よかったらぜひご覧になってください。
次は4月29日 22:00投稿予定です。
 
 
 
 

おすすめアニメ 2.「ランウェイで笑って」

 
本日紹介するのは
「ランウェイで笑って」です。
 

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〇制作年
2020年冬
 
〇監督
長山延好
 
〇原作
猪ノ谷言葉
「ランウェイで笑って」
 
〇制作会社
Ezola

〇ジャンル
少年漫画、ファッション
 
〇OP/ED
OP「LION」-坂口有望
ED「Ray of Light」ージェジュン
 
〇概要、あらすじ
モデル事務所「ミルネージュ」の社長令嬢・藤戸千雪は、ミルネージュのモデルになってパリ・コレクションに出演することを目指しているが、身長に恵まれず、事務所のオーディションを突破できずにいた。

高校3年生の春、千雪は、同級生の都村育人がファッションデザイナーを志望していることを知る。オーディションに合格するために「自分に似合う服」が必要と考えた千雪は、育人に服の制作を依頼する。そして、育人が作った服を着て再びオーディションに臨み、契約を勝ち取る。一方、育人は生家の貧しさから夢を諦めようとしていたが、ミルネージュの社長に才能を評価され、柳田一というデザイナーの下で働くことになる。

 

 
 
 
 
〇私的ジャンル分け
【勝手に分けた12ジャンル】
1.普通におすすめ
2.展開がすごい/次回が気になる
3.元気が出る/頑張ろうってなる
4.考えさせられる/頭使う/頭脳戦
5.気軽に見れる/笑える
6.友情/家族愛
7.優しい気持ちになる/癒される
8.アツい/迫力がある/戦闘シーンムネアツ
9.ラブコメ
10.鬱要素あり
11.推しができる/登場人物好きになる
12.好きなアニメベスト30?殿堂入りした
 
3.元気が出る、頑張ろうってなる
6.アツい
7.友情/家族愛
こちらが当てはまりました。
 
 
 
 
 
〇ここがスゴイ!ここがミドコロ!
・ファッション漫画なのに少年漫画という部類
一見、登場人物はかわいくあか抜けており、若い女性や大学生等に
向けた作品かと思いきや物語が進むにつれて
どうしようもない状況を打開していく、
 
才能がなくとも夢を目指して決して諦めずに前に進んでいく者、
才能がある分野とやりたいことが異なってでもそれを許してもらえず足掻く者、
目指したいものはあっても、生まれ持ったものがそれを許してくれない者、
 
かなりアツい展開で、ついつい見入ってしまいます。
 
 
6話では「他人の意見に振り回されず、自分の中のおしゃれをタンスイできたかどうか」というセリフがあります。
 
「オシャレな服」というのは確かにかなり主観的なもので、ある者にとってはオシャレでもあるものにとってはダサいものであるかもしれない。自分がオシャレと思って製作したものを他人の意見に惑わされずに信じ切ることが大事といったシーンがありました。これはこのストーリーの中で伝えたいことの核心なのではないかと勝手に思っています。
それはオシャレにおいてだけではなく、自分がやりたいことを、人になんと言われよう貫いていくキャラクターの姿勢、そこにも繋がっているんではないかと。
 
登場人物はみんなかなり努力している面々で、割と適当に生きている私には少し遠い世界にも感じましたが何か夢や目標があってそれに向けて頑張っている人、頑張りたくでも一歩踏み出せない人、そんな方たちにはかなり響く、背中を押してくれる作品になっていると思います。
 
 
 ・都村育人cv.花江夏樹
花江夏樹といえば今一番はやりのアニメといっても過言ではないでしょう、
鬼滅の刃の主人公竈門炭治郎の声優でしたね。
「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」というような独特なセリフがありましたが、この作品でも
「負けるな長男」といったとうな長男だから・・・というセリフを聞くことができました。
この時炭治郎が頭を駆け巡ったのですが同じ感想を持った人いないかな、と。笑
これはランウェイに笑ってという作品をお勧めするにおいて完全に不要な情報かもしれませんすみません。笑 
 
 
 
〇名言
#03「ある小説家が言っていた。読者の為、とか、伝えたい、とか、そんな思いで書いているわけじゃない。自分はこうなりたい、こうありたい。周りの意見なんて関係ない。願望の先に、なりたい自分に近づくため。だから私は、筆を執るんだって。なんで人の目ばかり気にしてたんだろう。オシャレも同じ、自分のためにするものだったんだ。」
 
#05「やりたいことはやるべきで、認めてもらうには、自分から一歩踏み出す、そう、尊敬する人から学びました。」
 
#07「実力がない人間がやらなきゃいけないのは2つだけだ。実力を上げることと、できる仕事を全力でやること」
 

〇おすすめの層
夢や目標をもっている人、まだ夢のない人、
学生、何かやりたいと思っている人...etc
 
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基本的には1週間に1記事を目安に更新していきたいと考えてます。
(毎週土曜日22:00頃)
この情勢、今日では仕事も出勤日数が減りイレギュラーの為
1週間に2回、土曜日プラス水曜日で更新していきたいと考えてます。
 それではまた。
 

おすすめアニメ 1.「クズの本懐」

 
 
 
アニメを紹介トップバッターは
 

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〇制作年
2017年冬
 
〇監督

〇原作
(月刊「ビッグガンガン」スクエア・エニックス刊)

〇制作会社

〇ジャンル
恋愛

〇ストーリー
安楽岡花火と粟屋麦は一見、理想の高校生カップル。しかし2人とも他に好きな人がいることを了解しながら一緒にいた。花火は幼いころからお兄ちゃんと慕っていた鐘井鳴海を、麦は昔家庭教師をしてくれた皆川茜が好きだった。それぞれ花火たちの高校の新任教師になった鐘井と茜は次第に距離を縮めていく。それを見守る花火と麦はお互いに似たところがあるのを感じ、お互いを好きにならないこと、どちらかの恋が実ったら別れること、そしてお互いの身体的な欲求にはどんなときでも受け入れることを条件に付き合っている振りをすることになる。
 
〇OP/ED
ED「平行線」~サユリ
 
 
〇私的ジャンル分け
【勝手に分けた10ジャンル】
1.普通におすすめ
2.展開がすごい/次回が気になる
3.元気が出る/頑張ろうってなる
4.考えさせられる/頭使う/頭脳戦
5.気軽に見れる/笑える
6.アツい/迫力がある/戦闘シーンムネアツ
7.ラブコメ
8.鬱要素あり
9.推しができる/登場人物好きになる
10.好きなアニメベスト30?殿堂入りした
 
→2.4.7.8.10
こちらに該当しました。
2.展開がすごい/次回が気になる
2日で全12話見終わりました。
 
〇ここがスゴイ!ここがミドコロ!
・キャッチコピー
「私たちはまっすぐに、歪んでいく」
この15文字にこの作品が詰め込まれているなあ、と思います。
これは、誰よりも純粋で誰よりも歪んだ純愛ストーリー
とも、公式サイトには書かれています。
 
 
・主人公の安楽岡火花がかわいい
主人公の安楽岡火花、まずこの子が相当かわいい。
かなり主観的ですみませんが。 先ず見た目がかわいい、タイプです。
ボブ風の髪にパッチらとした目。
性格はというと、成績優秀な優等生。
世界を少し俯瞰してみているような、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
そしてピュアだなと思います。そんなエピソードを。
 
2人の男、どっちにするか決められずに悩む友人の恋愛相談に対して
「もし本当に二人とも好きで苦しいなら、苦しみ切ったほうがいいよ。」
とこたえると2人が好きで苦しいというより、決断間違えたくない、後から後悔したくない、スペックがどうこうという友人。
 
共感できない、なにそれ。と内心否定的になる。
 
 
場面は変わり、唯一の友人早苗に対して
「スペックでその人を好きになったんじゃないよね?」と質問を投げかける。
それに対して早苗は
「能力もその人の一部。でも、その人が優れているから、自分が何か得をするから好きになったんじゃない。」
そう答える友人に対してやっぱりそうだよね。と共感する火花。
 
火花も早苗も
恋愛に対してとても紳士的で真面目な考えを持っていて
ピュアだなと思わせられます。
 
 
 
・演出
漫画のフレームの一部のようなカットがいくつも出てきます。
アニメーションの演出としては珍しくはないかもしれないが、
その演出は人物の感情を増幅させて伝えられるように感じます。
 
 
・語り手が回によって変わる
主要人物である
安楽岡火花、粟屋麦、鐘井鳴海、皆川茜の4人、
鷗端のり子(最可)、絵鳩早苗、桐嶋篤也の3人
主に主人公の安楽岡火花が語り手ではあるが、それ以外の
6人の目線のストーリーも語られていてキャラクターそれぞれの
人物の過去や思いを知れるのでストーリーの深みが増します。
 
 
 
 
 
・恋の行方が入り乱れる
AはCが好きででもBも気になりだして
BはDが好きででもAも気になりだして
CはDが好きで
DはBやCと遊んで他の男とも遊んで
EはAが好きで
FはBが好きで
GはEが好きで
 
個人的には、
 麦や鐘井先生が好意を示す皆川先生にとても興味を持ちました。
ある意味では女性としての完璧な境地であり、女性らしさを最大限に生かしている人。
しかし最初はすごい嫌な奴だなって思うんです。
 
「結局自分のことが好きすぎるのかもしれません」
「求められなきゃ意味がない、理由なんてない、求められるのって気持ちいいじゃない」
「搾取される側には死んでも回りたくない」
「誰かがいいって言ってなきゃ、良さがわからないよね」
 
誰かが好きな相手を好きになるという性。
純粋に嫌な奴、と思ってしまいました。
しかし女性としてはやっぱ魅力的なのです。
 
そんな皆川先生を好きな鐘井先生、麦との結末はどうなるのか。
 
火花と麦の結末はどうなるのか。
 
 
 
〇おすすめの層
 ・恋愛をしている人、恋愛に悩んでいる人、
 
ノイタミナ枠でもあり、とても考えさせられる、大人アニメのようで、
高校生くらいの時に見ておきたかったかもという気持ちもありつつ。
でも自分が高校生のころみたとして、あまり共感できなかったかもしれない
という気持ちもありつつ。
 
とにかく、このアニメを見終わった後、
まだ定まりきっていない自分の恋愛の価値観に少しでも影響を
与えられたとそんな気持ちです。
 
 

 

 
 
 
 
一発目に紹介するアニメにしては変わり種だったかもしれませんが
間違いなく私の好きなアニメ上位に食い込む作品となりました。
 
ぜひ機会があればみてみてください。
 
 
 
 
 
 
 
_____
今期の作品いくつか視聴しました。
啄木鳥探偵處、この作品は今期のうちで最も協力させてもらっている作品のため
思い入れが深いというのもありますが、好きな作品になりそうな予感。
自分自身幕末~大正の時代に弱いというところもありまず設定から贔屓目
というところもありますが。
啄木の目がきれいです。京助の表情が豊かです。
なによりキャストの配役が素晴らしいなと。
正直女性が好きなキャストばかり配役されていると思われそうですが、
啄木演じる浅沼晋太郎、京助演じる櫻井孝宏
放送前から、純粋に見た目がかなり合致しているなとおもっていましたが
キャラにばっちりあった演技をされています。
もうそれだけでかなり見ごたえあります。
 
日常芝居のためカメラワークの変化があまりないはずのところ、
工夫されているシーンがありました。
階段から駆け降りる動作にとても自然体と思わせつつ
アニメーションらしさを感じるシーンもありました。
今夜23時からTKYO MXにて。第二話放送。楽しみです。
 
そして他、グレイプニルかくしごと、神之塔、富豪刑事
これらの作品がいまのところ私の中で一押しです。
 
それではまた。
 
 
 

このご時世を家で楽しむ娯楽

現在、世界中に猛威を振るう新型コロナウイルス

 

コロナのせいで

楽しみにしていたライブが中止になった、

会いたい人に会えない、

外食できない、

飲みに行けない

 

それはまだいい方で、

 

お店をたたまなければならない、

会社が潰れる、

稼ぎがなくなった。

 

これはもう生命活動が脅かされている。

 

もちろんそれは、命を守るための行動

なんだけれど、それによって

生きる為の生活費を、仕事を

失っている人たちがいる。

 

日本が、世界中が、暗い雰囲気だなと思います。

今までが明るい雰囲気だったかと言われれば、

そうでもない気はしますが。

 

日本はまだ平和な国な方とは思います。

未だ戦争が行われてある地域に比べては。

しかし平和に慣れてしまえば、

平和ボケしてしまう、更に欲が出てくる。

 

日本では、マズローの5段階欲求でいうところの

1段階、2段階が既にかなっている人が多いのだろうと。

 

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https://www.jimpei.net/entry/maslow

より

 

この度の情勢にて、2段階目の安全の欲求

こちらが奪われかけている状態。

すると自然と、更に高次元である

娯楽活動は抑制されてしまう。

 

 

 

 

私にはコロナを治すことはできない、

何ができるだろうか、と考えました。

 

外出せずに家で楽しめること。

私の得意な分野である

「アニメ」

これを紹介していきたいという経緯で始めました。

 

ちなみに、アニメを仕事にしたいと思い昨年東京に引っ越してきました。

現在は動仕会社でアニメ制作に少し携わっています。

 

 

昨年、80作品近いアニメを視聴し終わりました。

おととしは40作品弱。

なんせ昨年はほぼ仕事をしていなかったので存分にアニメを見ていました。

 

今現在はアニメの放送も制作も延期となっていることが多く実際私は仕事に週5で行けていない状況です。

 

その空いた時間を使ってアニメを紹介していこうとおもいます。週に2回、週5で会社に行けるようになったら週1回の更新を目安にしています。

 

 

アニメにもいろんなジャンルがあります。

元気が出る

やさしい気持ちになる

考えさせられる、頭を使う

気軽で笑える

癒される

推しが尊い

ブコメ

 

 

私自身がアニメに何を求めているか、

つらい時期があったときにアニメが私を引き留めてくれていました。

繋いでいてくれてました。

 

もしかしたら現実からの逃げ、なのかもしれません。

それでも構わない、

いろんなジャンルがある中で、

きっとそれぞれの作品を見終わった後に

何かしらの感情が芽生えます。

 

 

少しずつ、私のおすすめのアニメを紹介していけたら、と思います。

 

 

 

コロナウイルスのせいで、何かを失う人は多いと思います。命を失えばもちろん何もできません。身近な人物が亡くなった人にはおそらくどんな言葉をかけても無意味だろうとは承知の上で。

コロナウイルスをきっかけに、この情勢に、いずれ教科書に載るだろう異常事態に、何かをはじめることも、できるはずです。

 

できれば自分で考えて、情報源を探って、理性を働かせて、判断を間違えないようにしていきたい。

 

2020.04.09