ねこはてなのアニメ紹介BLOG!

年間平均50作品以上視聴中。今年度25↑ アニメを紹介するブログ!気が向いた土曜日の22:00に更新

おすすめアニメ 11.「LISTENERS」

ー僕は君とは違う。そう、誰だって違う。誰だって、誰とも違うだから僕たちは、わかろうとする。知りたいと思うー#12より 
 
 

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制作年
2020年 春

監督
 
原作
1st PLACE、スロウカーブ、Story Riders

制作会社

ジャンル
音楽、ロボット
 
概要、あらすじ

人類が「ミミナシ」という謎の生命体に脅かされる世界。ミミナシに対抗して戦えるのは、戦闘メカ「イクイップメント」。そのイクイップメントとプラグインし、操ることのできるのは「祈手(プレイヤー)」という能力者であった。

リバチェスタという街で暮らす少年エコヲは10年前、ミミナシと戦ったジミに憧れを抱いていた。ある日、エコヲはスクラップ山で記憶喪失の少女を発見する。彼女は腰にアウトプットジャックを持つプレイヤーだった。翌日、街はミミナシの大群に襲われるが、少女はエコヲ自作のイクイップメントを操りミミナシを殲滅。エコヲは彼女をミュウと名付ける。二人は街を飛び出し、ミュウの記憶やジミを探す旅に出る。

(Wikipediaより)
 
 

OP/ED
OP「Into the blue's」-ACCAMER
ED 高橋李依による各話ごとの楽曲

私的ジャンル分け
【勝手に分けた12ジャンル】
1.人におすすめしたい
2.展開がすごい/次回が気になる
3.元気が出る/頑張ろうってなる
4.考えさせられる/頭使う/頭脳戦
5.気軽に見れる/笑える
6.友情/家族愛
7.優しい気持ちになる/癒される
8.アツい/迫力がある/戦闘シーンアツい
9.ラブコメ
10.鬱要素あり
11.推しができる/登場人物好きになる
12.私の好きなアニメベスト30
→6.7.8
 
 
ここがスゴイ!ここがミドコロ!
・今までになかった、音楽×アニメプロジェクト。音の旅路がはじまる。
音楽プロデューサーであるじんと、交響詩篇エウレカセブンで脚本を手掛けた佐藤大が贈る音楽×アニメの新しい世界観を体験できる。
 
音楽プロジェクトというだけあって、物語の内容は「プレイヤー」と呼ばれる穴を持つ能力者が、その穴にアンプケーブルを繋いで、人間に脅威を与えていた「ミミナシ」と対抗して戦っていくストーリー。
 

メディアミックスプロジェクト「カゲロウプロジェクト」を手掛けたじんが、ストーリー原案や音楽を担当するオリジナルロボットアニメであり、物語はロック史の伝説をモチーフとしている。EDは毎回違うものを採用しており、公式サイトでは、それぞれの回がモチーフとしたアーティストや楽曲が解説されている。

 

listeners.rocks

 

 
 
1話だけ見たとき、今まで見ていたアニメとの違いと世界観についていけず、2話を見るのに勇気が必要だったのですが、ふと2話を見てみるとだんだんとLISTENERSの世界観にくぎ付けになっていく。それからはもう中毒性のようにはまってしまった。このアニメを見終わったとき、彼らと一緒に旅をしていたような、大きな旅を終えたような、忘れずに持っておきたいような、そんな感覚に陥りました。
 
・EDが毎回楽しみ
上にも書きましたが、EDが毎回違う楽曲です。
これは正直制作サイドとしては大変だと思います。
 
映像はほとんどその回のものが使用されてはいますが、
フィルター加工してあったり、新しいカットも加えられていたり、
最後まで楽しめます。
音楽ププロジェクトというだけ、ここは譲れなかったのでしょう、
さすが、熱意を感じます。
 
 
 
 
 
 
 
keyword
 
#03
「人が別れる理由なんて、大体そんなもんさ。相手を傷つけたくないか、自分が傷つきたくないか」
 
#10
「ここで必要なことは、すごく簡単だ。食べる、寝る、働く。でもそうじゃないもの。いつもじゃなくていい。時々でいいもの。必要に選ばれなかったものは、大事じゃないのかな?」
 
#10
「生きるか、死ぬか。あとのことは大体何とかなるもんさ。生きるのも、死ぬのも、ただの紙一重だ。どんなに重なり合ってゴタゴタしたって、道は一つしかない。一度生まれたら、死ぬまで生きるだけさ。お前も、俺も、そうやって生まれて死んでいくんだ。そういう意味を背負っちまってるんだ」
 
#10
「お前が、どんなに親しみを感じても、仲間だろうが家族だろうが、他者という存在を、お萌はお前の人生の一部としてしか、わからない。」
 
#11
「この世には最初から決まっていることなんて何一つない。この一瞬が未来を変えるなら、命を懸ける価値があるってね。」
 
#12
「僕は君とは違う。そう、誰だって、誰とも違う。だから僕たちは、わかろうとする。知りたいと思う。違うから出会うんだろ。君と僕だって、違うからここで出会ったんだろ。」「そう、明日のことなんて誰にも分らない、でしょ」
 
おすすめの層
全般。若い人も大人も。
 
まとめ
今まで見てきたものとは違う、自分も一緒に旅に出たような気分になるとっておきのアニメ。
 
自分という存在分からなくなる時期が10代にあった。たぶん誰もが一度は通る道なんじゃないかと思う。
自分はどこからきて、何のために生まれたんだろう。なんで生きているんだろう。自分は何者なんだろう。そういったものは、考えれば考えるほどそのループから抜け出せなくなる。どうやってそれから脱出したかは覚えていない。いつの間にか、「まあ、いいか」と考えるようになった。それは少し悲しい気もする。でも、考えるのをやめたわけではない。ただ、生まれてきたからにはいつかは死ぬという事実だけは人間みんな平等であって、それなら、できるだけ好きなことをしたいし、会いたい人に会えばいいし、嫌なものには触れなければいいし、何もしたくないならしなくていいと思う。そう考えるようになったから。それはもしかしたら大人になったからできるようになったのかもしれない。できるだけ好きなように生きるという方法ができるようになったからは、相当楽になった。楽になれる前のモヤモヤした悩みを、アニメを見ながら少し思い出しました。
 
2020.06.30