ねこはてなのアニメ紹介BLOG!

年間平均50作品以上視聴中。今年度25↑ アニメを紹介するブログ!気が向いた土曜日の22:00に更新

おすすめアニメ 1.「クズの本懐」

 
 
 
アニメを紹介トップバッターは
 

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〇制作年
2017年冬
 
〇監督

〇原作
(月刊「ビッグガンガン」スクエア・エニックス刊)

〇制作会社

〇ジャンル
恋愛

〇ストーリー
安楽岡花火と粟屋麦は一見、理想の高校生カップル。しかし2人とも他に好きな人がいることを了解しながら一緒にいた。花火は幼いころからお兄ちゃんと慕っていた鐘井鳴海を、麦は昔家庭教師をしてくれた皆川茜が好きだった。それぞれ花火たちの高校の新任教師になった鐘井と茜は次第に距離を縮めていく。それを見守る花火と麦はお互いに似たところがあるのを感じ、お互いを好きにならないこと、どちらかの恋が実ったら別れること、そしてお互いの身体的な欲求にはどんなときでも受け入れることを条件に付き合っている振りをすることになる。
 
〇OP/ED
ED「平行線」~サユリ
 
 
〇私的ジャンル分け
【勝手に分けた10ジャンル】
1.普通におすすめ
2.展開がすごい/次回が気になる
3.元気が出る/頑張ろうってなる
4.考えさせられる/頭使う/頭脳戦
5.気軽に見れる/笑える
6.アツい/迫力がある/戦闘シーンムネアツ
7.ラブコメ
8.鬱要素あり
9.推しができる/登場人物好きになる
10.好きなアニメベスト30?殿堂入りした
 
→2.4.7.8.10
こちらに該当しました。
2.展開がすごい/次回が気になる
2日で全12話見終わりました。
 
〇ここがスゴイ!ここがミドコロ!
・キャッチコピー
「私たちはまっすぐに、歪んでいく」
この15文字にこの作品が詰め込まれているなあ、と思います。
これは、誰よりも純粋で誰よりも歪んだ純愛ストーリー
とも、公式サイトには書かれています。
 
 
・主人公の安楽岡火花がかわいい
主人公の安楽岡火花、まずこの子が相当かわいい。
かなり主観的ですみませんが。 先ず見た目がかわいい、タイプです。
ボブ風の髪にパッチらとした目。
性格はというと、成績優秀な優等生。
世界を少し俯瞰してみているような、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
そしてピュアだなと思います。そんなエピソードを。
 
2人の男、どっちにするか決められずに悩む友人の恋愛相談に対して
「もし本当に二人とも好きで苦しいなら、苦しみ切ったほうがいいよ。」
とこたえると2人が好きで苦しいというより、決断間違えたくない、後から後悔したくない、スペックがどうこうという友人。
 
共感できない、なにそれ。と内心否定的になる。
 
 
場面は変わり、唯一の友人早苗に対して
「スペックでその人を好きになったんじゃないよね?」と質問を投げかける。
それに対して早苗は
「能力もその人の一部。でも、その人が優れているから、自分が何か得をするから好きになったんじゃない。」
そう答える友人に対してやっぱりそうだよね。と共感する火花。
 
火花も早苗も
恋愛に対してとても紳士的で真面目な考えを持っていて
ピュアだなと思わせられます。
 
 
 
・演出
漫画のフレームの一部のようなカットがいくつも出てきます。
アニメーションの演出としては珍しくはないかもしれないが、
その演出は人物の感情を増幅させて伝えられるように感じます。
 
 
・語り手が回によって変わる
主要人物である
安楽岡火花、粟屋麦、鐘井鳴海、皆川茜の4人、
鷗端のり子(最可)、絵鳩早苗、桐嶋篤也の3人
主に主人公の安楽岡火花が語り手ではあるが、それ以外の
6人の目線のストーリーも語られていてキャラクターそれぞれの
人物の過去や思いを知れるのでストーリーの深みが増します。
 
 
 
 
 
・恋の行方が入り乱れる
AはCが好きででもBも気になりだして
BはDが好きででもAも気になりだして
CはDが好きで
DはBやCと遊んで他の男とも遊んで
EはAが好きで
FはBが好きで
GはEが好きで
 
個人的には、
 麦や鐘井先生が好意を示す皆川先生にとても興味を持ちました。
ある意味では女性としての完璧な境地であり、女性らしさを最大限に生かしている人。
しかし最初はすごい嫌な奴だなって思うんです。
 
「結局自分のことが好きすぎるのかもしれません」
「求められなきゃ意味がない、理由なんてない、求められるのって気持ちいいじゃない」
「搾取される側には死んでも回りたくない」
「誰かがいいって言ってなきゃ、良さがわからないよね」
 
誰かが好きな相手を好きになるという性。
純粋に嫌な奴、と思ってしまいました。
しかし女性としてはやっぱ魅力的なのです。
 
そんな皆川先生を好きな鐘井先生、麦との結末はどうなるのか。
 
火花と麦の結末はどうなるのか。
 
 
 
〇おすすめの層
 ・恋愛をしている人、恋愛に悩んでいる人、
 
ノイタミナ枠でもあり、とても考えさせられる、大人アニメのようで、
高校生くらいの時に見ておきたかったかもという気持ちもありつつ。
でも自分が高校生のころみたとして、あまり共感できなかったかもしれない
という気持ちもありつつ。
 
とにかく、このアニメを見終わった後、
まだ定まりきっていない自分の恋愛の価値観に少しでも影響を
与えられたとそんな気持ちです。
 
 

 

 
 
 
 
一発目に紹介するアニメにしては変わり種だったかもしれませんが
間違いなく私の好きなアニメ上位に食い込む作品となりました。
 
ぜひ機会があればみてみてください。
 
 
 
 
 
 
 
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今期の作品いくつか視聴しました。
啄木鳥探偵處、この作品は今期のうちで最も協力させてもらっている作品のため
思い入れが深いというのもありますが、好きな作品になりそうな予感。
自分自身幕末~大正の時代に弱いというところもありまず設定から贔屓目
というところもありますが。
啄木の目がきれいです。京助の表情が豊かです。
なによりキャストの配役が素晴らしいなと。
正直女性が好きなキャストばかり配役されていると思われそうですが、
啄木演じる浅沼晋太郎、京助演じる櫻井孝宏
放送前から、純粋に見た目がかなり合致しているなとおもっていましたが
キャラにばっちりあった演技をされています。
もうそれだけでかなり見ごたえあります。
 
日常芝居のためカメラワークの変化があまりないはずのところ、
工夫されているシーンがありました。
階段から駆け降りる動作にとても自然体と思わせつつ
アニメーションらしさを感じるシーンもありました。
今夜23時からTKYO MXにて。第二話放送。楽しみです。
 
そして他、グレイプニルかくしごと、神之塔、富豪刑事
これらの作品がいまのところ私の中で一押しです。
 
それではまた。