おすすめアニメ 5.「アルドノア・ゼロ」
〇監督
〇原作
〇制作会社
〇概要、あらすじ
2014年、休戦から10年以上が経った現在も地球側と火星側の和平交渉が進められていた。その一環でヴァースから地球へ親善大使が訪れることとなる。物語は、その役目を担う火星の皇女であるアセイラム・ヴァース・アリューシアと、彼女を敬愛する少年スレイン・トロイヤードの二人が地球について語るところから始まる。
アセイラムの歓迎パレードが行われる日、日本の新芦原(しんあわら)市に暮らす一介の高校生、界塚伊奈帆は、いつも通り級友と合流して学校へ向かっていた。放課後、伊奈帆は級友と共に新芦原市で行われるアセイラムのパレードの手伝いをさせられる。だが、そのパレードはテロリストによる襲撃を受け、彼女は生死不明となる。火星側はこれを地球による宣戦布告と判断して休戦協定を破棄し、地球の衛星軌道上に駐屯していた火星騎士の軍勢が地球へと降下、世界各国に攻撃を開始する。しかしアセイラムはパレードの当日に影武者を立てていたため死んではおらず、侍女のエデルリッゾと共に民間人に変装し、避難先を探していた。
【勝手に分けた12ジャンル】
1.普通におすすめ
2.展開がすごい/次回が気になる
3.元気が出る/頑張ろうってなる
4.考えさせられる/頭使う/頭脳戦
5.気軽に見れる/笑える
6.友情/家族愛
7.優しい気持ちになる/癒される
8.アツい/迫力がある/戦闘シーンムネアツ
9.ラブコメ
10.鬱要素あり
11.推しができる/登場人物好きになる
12.好きなアニメベスト30?殿堂入りした
〇ここがスゴイ!ここがミドコロ!
旧型ロボットが、超技術を導入した新型ロボットに対してどう戦っていくか、どう倒していくか、とういコンセプトがあったみたいですね。
"アルドノア・ドライブ"を持ってした火星側のスーパーロボットの機能は凄まじく、最初の対戦では全く歯が立ちません。
それをどういう風に打開していくか、急所はないのか、考えて考えて作戦を立てて実行していく、
かなり頭脳戦な展開が繰り広げられます。
・地球側の主人公・界塚伊奈帆のポーカーフェイスっぷりがすごい
地球側の主人公・界塚伊奈帆はいつも死が隣り合わせである状況に対し冷静に思考して何度も試行して策を練って諦めずに打開案を導く、かなり頭がキレる人物です。
ある時には、勲章に値する成果を出しても表情一つ変えず、
「すごい、のかな?」と、飄々(ひょうひょう)としている。
戦闘時には
「なるほど、~が~で、~だったのか。では~ならどうだろうか?」
といった風な思考回路で、効かなかった攻撃に対して、これがダメだったなら、
こちらの手段ではどうだろうか?と、怖いもの知らずで淡々と戦いに挑んでいく。
感情の起伏がない、つかみどころがない。まるで15歳とは思えない。冷静沈着。ポーカーフェイス。
しかし、愛を受けてるし愛を持っているな、と感じます。
ちなみに機動戦士ガンダムのアムロ・レイが初めてガンダムを操縦したのも15歳でしたね。当時は15歳で操縦するのはすごいと思っていましたがアムロとは比べ物にならないくらいの冷静な界塚伊奈帆。執筆者は25歳女ですが父親の影響でガンダムや宇宙戦艦ヤマトなど小学生、中学生のころに見てきました。父は亡くなりましたが、生きていたら好きな作品だろうなあ、紹介したかったな、と思いつつ。
・火星側の主人公・スレイン・トロイヤードの姫への忠誠心がすごい
個人的に好みすぎるキャラクター。
いろんな作品見ていろんなキャラ好きに
なってきましたけどこれは、、
単独首位の座に躍り出た...㊗️
アルドノアの人気キャラ投票でも1位みたいです。
(スレイン・トロイヤードcv.小野賢章)
生まれは地球人ですが過去にアセイラム姫に救われ、アセイラム姫への忠誠の心を強く持ちます。
使用人として、姫の稽古役として地球の大地の事を教示していました。
代々強く刷り込まれてきた火星人の地球人に対する憎しみ。
アセイラム姫はそのまま飲み込むのではなく、地球に憧れと興味を持っています。
お互いがお互いを慕っています。
2人の関係は良好でも、火星人の地球人に対する憎しみは尋常ではなく、
地球生まれというだけで
差別、劣悪な拷問、逆賊としてひどい扱いを受けていました。
ただただ、姫を大切に思う純粋でまっすぐだった愛が
物語が進むにつれて形を変えていき、
差別を、唇をかみしみて飲み込むことしか出来なかった頃とは打って変わって
地位も権力も得ていきます。策略家へと変貌を遂げる姿に、えらく立派に、勇ましくなったと思いつつも
どこか垣間見える余裕のなさと、なぜだかかわいそうに思ってしまう気持ちがぬぐえない。
ああ、彼が姫を思う気持ち、最初はそれだけだったのに。その気持ちだけは変わらずあるのに。
どういう風にストーリーが終着するのか見当もつかないが
どうかスレインよ救われてくれ・・・
と思いながら見ていました。
不運の連鎖の彼に同情心、というのもありますがとにかく顔面良すぎ原案さんの志村貴子さん、キャラデザ/作監の松本晶子さん、ありがとうございます...
キャラクターの設定作りにこだわっていた監督のあおきえいさんありがとうございます...
この2人は因縁ともいえる関係になりますが、何度か対面して戦闘します。はじめて相手が相手の名を口にするシーンは鳥肌が立ちました。
別作品ですが同じく虚淵さんがストーリー原案を担当したPSYCHO-PASS第1シリーズ。その作品でもこのように因縁の関係2人がいるのですが、「君は〜だ、」「君は〜だ」と、初めて会うはずなのにお互いの名前を言い合うシーン、とても好きだったのですがそれを思い出せました。虚淵さんが描くストーリー好み。。
〇keyword
☆「どうすれば戦争が終わるか、知っていますか?」
-- 界塚伊奈帆→アセイラム姫/アセイラム姫→スレイン
☆「でも、本当に知りたいことは、何も見えないんだ」
--界塚伊奈帆
☆ 「でも、本当に大切なものは、何も見えていませんでした」
◯まとめ
本当に好きな作品になりました。
メカものは幼い頃にみた機動戦士ガンダムしかみたことがなく、メカ作品には
手を付けられずにいる私でも、面白くて次話数へと進める手が
止まらなかったので、メカはあまり・・・という方でも
この作品は見やすいといいますか、手を付けやすいのではないかと思います。
界塚伊奈帆が乗っているスレイプニールという
オレンジ色の機体が瞬きするところが
たまらなく好きです。(コア)
この作品をきっかけにメカに興味を持ちそう。
ぜひよかったら見てみてください。
↑公式のドラマCDにファンが動画をつけたものですが
原作とのギャップがすごくて笑えました平和・・・・。
原作が真面目な分を取り返すように、ドラマCDは全力でネタに走っているところ評価高すぎる。。。